パラスポーツインタビュー詳細
片岡 安祐美さん(茨城ゴールデンゴールズ監督兼選手)
片岡さんには、平成28年11月20日(日)に行われた第17回東京都障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技の試合開始時に、ファーストバッティングセレモニーを行っていただきました。また、当日の試合は、インターネットの映像配信プラットフォーム「FRESH!」内のパラスポーツ総合チャンネル「TOKYOパラスポーツch」で実況・解説付きで生中継され、片岡さんにもコメンテーターとして参加していただきました。
グランドソフトボールを体験、観戦してみての感想はいかがでしたか。
練習では空振りばかりだったので、ファーストバッティングセレモニーで当てることができて良かったです。思ったよりボールが重く、野球に比べてかなり衝撃が強かったです。野球の場合は、球速を利用して打つことができますが、グランドソフトボールは自分の力で打たないとボールが飛ばないなと感じました。
試合で観戦したチームは、次の塁をどん欲に狙う姿勢が良かったです。自分のチーム(茨城ゴールデンゴールズ)も見習いたいと思いました。
今回インターネット中継を実施しましたが、もっと障害者スポーツを知ってもらうにはどうすればよいと思いますか?
このような試みを続けていくことが大切です。自分もこれまでずっと野球を続けてきた結果、女子野球を知ってもらう機会をもてました。長い目で、東京パラリンピックの後も続けていくことが必要だと思います。障害者スポーツを体験すれば、みなさん一人一人感じるものがあるはずです。いろいろな方に知ってもらいたいですし、みなさんがそれぞれ周りの人に話すことで広がると思います。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に期待すること
東京で開催されるのをとても楽しみにしているので、スポーツの感動や嬉しさ、悔しさを表現できるような大会になってほしいです。そして、オリンピック・パラリンピックを観た人たちには色々な感情を持ってもらい、夢を与えるような大会になってほしいと思います。私も一ファンとして楽しみにしています。