パラスポーツに関心をもった方に向けて、質問をまとめております。
それ以外の質問は、こちらへお願いします。
よくある質問
パラスポーツに関心をもった方へ
1.これから、パラスポーツを始めてみたいのですが、どうしたらよいですか?
都内には北区と国立市に2つの都立の障害者専用のスポーツセンターがあり、日々たくさんの方がスポーツを楽しまれています。ご利用に関する詳細は「障害者スポーツセンターの利用について」のカテゴリをご覧ください。
また、各区市町村の体育館でも、障害のある方が参加できる初心者向けのプログラムがありますので、イベント検索から、参加が可能なイベントを探すことができます。
1. パラスポーツを「サポート」してみたいけど、どうしたらよいですか?
「ボランティア活動をしてみたい!」という方は、募集情報などを配信するサイト「TOKYO障スポ&サポート」をご確認ください。
「もっとパラスポーツについて勉強したい」という方には「ボランティア講習会」、「スポーツ指導員養成講習会」などもおすすめしています。詳細は「パラスポーツ指導員について」のカテゴリーをご覧ください。
また東京都では、区市町村、スポーツ推進委員、地域スポーツクラブの方々を対象に「パラスポーツセミナー」を年数回開催しております。開催については、トップページの「トピックス」に随時掲載しますのでご確認ください。
その他、「もっとパラスポーツ」の「パラスポーツをささえる、関わる」ページで様々な事業や取組を紹介していますので、ぜひご覧ください。
1.東京都障害者総合スポーツセンター、東京都多摩障害者スポーツセンターとは、どんなところですか?
安全で快適にスポーツを行っていただくためにセンター内の各体育施設にスポーツスタッフを配置しています。
東京都障害者総合スポーツセンター、東京都多摩障害者スポーツセンターをご利用いただける方
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1.障害者手帳を交付されている方
- ⚪︎身体障害者手帳
- ⚪︎愛の手帳(療育手帳)
- ⚪︎精神障害保健福祉手帳
- 2.1の方と同程度の方
- 3.1の方を介護する方
- 4.障害者の福祉増進を目的とする団体
- 5.その他特に都知事が認める方
2.東京都障害者総合スポーツセンター、東京都多摩障害者スポーツセンターにはどんな施設があるのですか?
体育館やトレーニング室、卓球室、プールなどがあります。また総合スポ―ツセンターには、運動場、庭球場、洋弓場の施設などもあります。来館して利用証の交付を受ければすぐにご利用いただけます(洋弓場のみ利用規定有り)。施設内を見学していただくこともできます。
詳しくは、施設情報ページもご覧ください。
・東京都障害者総合スポーツセンター
・東京都多摩障害者スポーツセンター
3.車いすの利用はできますか?
センターは、屋内外施設でも車いすのままご利用いただけるバリアフリー施設です。補装具でのご利用も問題ありません。各フロアーにエレベーターやスペースの広い専用トイレが設置されています。またスロープを完備し、段差もありませんので、安心してご利用いただけます。
4.障害があって運動に不安があります。
障害や運動に対して不安やお悩みのある方を対象に医師・理学療法士等による医事相談を実施しています(無料)。そこで一人一人にあった運動量や運動方法をアドバイスしています。そして、それをもとにして、プールやトレーニングに関する運動相談も行っています。センターでは障害の種類や程度に応じた運動をしていただけるようサポートを行っていますので、ぜひご活用ください。
5.これまでスポーツをやったことがないのですが大丈夫ですか?
本格的にスポーツ種目にチャレンジするのがまだ不安な方には「スポーツ導入教室」をお勧めします。このスポーツ教室ではスポーツの実践だけでなく、集団でワイワイ行うことによる交流と仲間作りも目的の一つです。レクリエーションスポーツの教室では誰でもできるスポーツを積極的に取り入れています。子供向けの教室もあります。教室の中には申込みの必要がなく、当日参加のできるものもありますのでぜひご参加ください。
6.球技や水泳を始めてみたい方へ
卓球やテニス、水泳など各種目で初心者の方を対象とした入門教室を実施しています。
ラケット等用具の貸出も行っていますので、お気軽にご参加ください。
(※注:運動着、運動靴、水着(帽子、ゴーグル)の貸出はしていませんので、参加者各自でご持参ください。)
7.利用するにあたって、何か必要なものはありますか?
施設を利用するために必要な利用証を作成する時には障害者手帳が必要です。初めてご来館の際には忘れずにお持ちください。
また、運動をする場合は、運動着、運動靴等の貸出はしていませんので、各自ご持参ください。参加する教室により、持ち物が異なりますので、わからない場合は事前にお問い合わせください。
1.東京都障害者スポーツ大会ってどんな大会ですか?
本大会は、昭和26年から行われてきた「東京都身体障害者スポーツ大会」と、昭和59年から行われてきた「東京都知的障害者スポーツ大会(東京ゆうあいピック)」を平成12年に統合し、「東京都障害者スポーツ大会」として開催しています。
平成18年度から、一部の個人競技種目に精神部門を設け、翌19年度からは、全国大会に先駆けバレーボールを正式種目として実施するなど、「身体」「知的」「精神」の3つの部門で競技を行う都内最大規模の障害者スポーツ大会となっています。
2.どんな人が参加できるのでしょうか?
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■参加資格 | |
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各部門共通 | 都内に現住所を有する者。または、都内に所在する学校・施設・団体に所属している者。 |
身体部門 | 身体障害者手帳を所持し、4月1日現在中学生以上の方 |
知的部門 | 愛の手帳を所持し、4月1日現在小学生以上の方 |
精神部門 | 精神障害者保健福祉手帳を所持し、4月1日現在中学生以上の方 |
※手帳のない方でも、その取得に準ずる障害のある方も参加できます
3.どんな競技があるのですか?
◎=身体・知的・精神部門の種目、□=身体・知的部門の種目、○=身体部門の種目、●=知的部門の種目
陸上(身体・知的・精神部門) | ◎50m走(※1)、◎100m走、□200m走、●400m走、□800m走、◎1500m走、○スラローム(※2)、□走高跳、◎走幅跳、◎立幅跳、○砲丸投、 ◎ジャベリックスロー(※3)、◎ソフトボール投、○ビーンバッグ投(※4)、●25m走(車椅子)、○30m走(電動車椅子)、●4×100mリレーの計17種目が実施されます。 | |
注1:○視覚障害音源走(50m走) | 視力0~0.03、視野5度以内の視覚障害者による50m競走では、フィニッシュライン後方で鳴らす音源を頼りに走ります。 ※音源走が難しい場合は、伴走者とともに走ることが認められます。 |
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注2:○スラローム | 車椅子使用者が参加する種目です。 全長30mのコースに置かれた12の旗門を、白の旗門は前進、赤の旗門は後進で通過します。 |
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注3:◎ジャベリックスロー | 重度の障害がある車椅子使用者を対象とした種目です。 大豆を入れた重さ150g、12cm四方の袋を投げます。投げ方は自由で、足に乗せてけり出すことも認められています。 |
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注4:○ビーンバッグ投 | ポリエチレン製の長さ約70cm、重さ300gのターボジャブを投げてその距離を競います。 ルールはやり投に準じますが、身体機能の面での緩和措置がなされる場合があります。 |
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水泳(身体・知的部門) | 日本水泳連盟競泳競技規則に準じて行われますが、障害の種別によって水中スタートや浮助具の使用が認められます。また、視覚障害によりターンやゴールが判断できない選手に対しては、主催者に許可された者が、合図棒などで合図をしてもよいことになっています。 | |
アーチェリー(身体部門) | 全日本アーチェリー連盟競技規則に準じて行われ、リカーブ部門、コンパウンド部門があります。種目は50m・30mラウンドと30mダブルラウンドの他、初級者の参加を促すため、リカーブ部門は18mダブルラウンドと12mダブルラウンドも実施します。 | |
フライングディスク(身体・知的・精神部門) | 5mまたは7m離れたアキュラシーゴール(直径91.5cmの円形)にディスクを10回投げ、その通過回数を競うアキュラシーと、ディスクを3回投げて遠投距離を競うディスタンスがあります。どちらも投げ方は自由です。 | |
ボウリング(知的部門) | ヨーロピアン方式でハンディなしの2ゲームトータルのスコアにより順位を決定します。 | |
卓球(身体・知的・精神部門) | 日本卓球ルールに準じて行われますが、車椅子使用者のサービスは、サービスされたボールがエンドラインを正規に通過しなければならないことになっています。また、身体的理由などにより通常のサービスができない場合は、ボールを自コートの上に落とした後、サービスしてもよいことになっています。 | |
サウンドテーブルテニス(身体部門) | 一般の卓球が困難な視覚障害者(視力0~0.03、視野5度以内)が、専用の卓球台でボールを転がし、ネットの下を通して得点を競います。ボールには金属球が入っており、転がると音が出るようになっています。また、選手は視力による有利不利をなくすためアイマスクを着けます。 | |
ボッチャ(身体部門) | 重度の身体障害者が参加する競技です。 自分のボールを横6m縦10mのコートの中にあるジャックボールといわれる白いボールにできるだけ近づけるようにして得点を競う競技です。障害が重いことでボールをうまく持てない、または離せない選手は、「ランプ」というボールを転がすことのできる補助具を使って競技することができます。また、コートに背を向けたアシスタントが、選手の指示に従い、ランプを動かし、ボールをランプに置く手伝いをします。 |
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スポーツの集い(知的部門) | 障害が重度であり、一般の競技に参加することの難しい知的障害者が参加する競技会です。 種目は30m競走、100m競走、花文字作り、大玉ころがし、つなひき、リレーなどがあります。 |
■団体競技
バスケットボール(知的部門) | リングの高さ、コートの広さ、ボールなどは一般のバスケットボールと同じです。 また、以下の個人種目もあります。 |
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①フィールドゴール | 30秒間に入るシュート数を競います。 | |
②リバウンド | 30秒間、ボードにボールをパスし、ジャンプ捕球して着地に成功した回数を競います。 | |
③ドリブル | 3mごとに置かれた障害物を30秒間にドリブルで何個通り抜けることができるかを競います。 | |
サッカー(知的部門) | フィールドの広さ、用具などは一般のサッカーと同じです。また、以下の個人種目もあります。 | |
①ドリブル・シュート | 5つのコーンが設置されたコースをドリブルで通り抜け、シュートゾーンでボールを止めるまでの速さを競います。また、シュートが入ったところの得点がボーナス点として加算されます。 | |
②ゲーム | 個人種目参加者でチームを組み、試合を行います。 | |
③ドリブル | 3mごとに置かれた障害物を30秒間にドリブルで何個通り抜けることができるかを競います。 | |
ソフトボール(知的部門) | フィールドの広さ、用具は一般のソフトボールと同じですが、ピッチャープレートまでを12.19mとして行います。 | |
グランドソフトボール(身体部門) | 視覚障害者が参加する競技です。通常のソフトボールのルールを基本にしています。投手は捕手の手ばたきを頼りにゴロで投球し、打者はボールの転がる音をたよりに打ちます。走者は各塁に配置されたコーチャーの手ばたきをたよりに走塁します。 | |
フットソフトボール(知的部門) | ソフトボールのルールを基本にしていますが、ピッチャーが転がしたボールをキックして攻撃を行います。 守備位置や打撃の順番は野球やソフトボールと同じです。ただし、ピッチャーがピッチャーズサークル内でボールを保持している時にランナーは塁を離れることができません。また、走塁中のランナーは元の塁に戻らなければなりません。 |
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バレーボール(身体・知的・精神部門) | 6人制で、身体(聴覚障害)・知的部門ではコートの広さ、ボールなどは一般のバレーボールと同じですが、ネットの高さは身体部門では男子2.43m、女子2.24m、知的部門では男子2.30m、女子2.15mで行います。 精神部門では、ネットの高さは2.24mでボールはソフトバレーボールを使用します。また男女混合でチームを編成し、女子が常時1名以上出場していなければなりません。 |
4.どうやって競技をするのですか?
個人競技は「障害区分」(障害の種類や程度)と「年齢区分」ごとに実施されます。
また精神障害部門の団体競技バレーボールは男女混合チームで行われます。
5.申込むには、どうしたらよいですか?
毎年2月下旬から3月末(一部4月中旬)にかけて参加者を募集します。申込関係資料は、総合・多摩の障害者スポーツセンターの他、各区市町村の役所や、福祉センター、保健センター、体育館等にもあります。 詳しくは東京都障害者スポーツ協会までお問合せください。
お問い合わせフォーム
6.参加費用は、必要なのでしょうか?
参加費用は無料です。
1.全国障害者スポーツ大会ってどんな大会?
この大会は、障害がある選手が障害者のスポーツの全国的な祭典であるこの大会に参加し、競技等を通じスポーツの楽しさを体験するとともに、 国民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加の推進に寄与することを目的として開催されている大会です。
2.どんな人が参加できるの?
出場資格
- 1. 開催年度4月1日現在、13歳以上の身体障害者、知的障害者及び精神障害者
- 2. 身体障害者:身体障害者手帳の交付を受けた者
知的障害者:療育手帳の交付を受けた者、あるいは、その取得に準ずる障害のある者
精神障害者:精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者、あるいは、その取得に準ずる障害のある者
- 3. 参加する都道府県・指定都市内に現住所を有する者。ただし、施設や学校等に入所、通所及び通学している者は、その所在地の都道府県・指定都市から参加しても良い。
3.どんな競技がありますか?
また精神障害部門の団体競技バレーボールは男女混合チームで行われます。
個人競技 | 陸上競技・水泳・卓球・アーチェリー・フライングディスク・ボウリング・ボッチャ |
団体競技 | 車いすバスケットボール、グランドソフトボール、フットソフトボール、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、サッカー |
参照
公益財団法人日本パラスポーツ協会 全国障害者スポーツ大会全国障害者スポーツ大会のかんたんガイドブック ダウンロード
1.パラスポーツに興味がありますが、資格は必要なのでしょうか?
特に資格の必要はありませんが、公益財団法人日本パラスポーツ協会では、パラスポーツ振興と競技力向上にあたる指導者の養成を目指して(公財)日本障害者スポーツ協会公認「公認パラスポーツ指導者」を制定しています。
2.指導者の資格種類と主な役割はなんですか?
「公認パラスポーツ指導者」には3つの種目があり、それぞれに資格条件があります。
初級パラスポーツ指導員 | 地域で活動する指導者で、主に初めてスポーツに参加する障害者に対し、スポーツの喜びや楽しさを重視したスポーツの導入を支援する者。 【受講資格】 受講年度の4月1日現在で18歳以上の者。 |
中級パラスポーツ指導員 |
地域における障害者スポーツのリーダーとしての役割を持ち、指導現場で充分な知識・技術と経験に基づいた指導ができる者。 【受講資格】 初級障害者スポーツ指導員として、2年以上の活動経験(80時間<10日>以上)がある者。 又は、日本体育協会公認スポーツ指導者資格を5年以上保持している者。 |
上級パラスポーツ指導員 |
県レベルのリーダーとして、指導現場では障害者スポーツの高度な専門的知識を有し、指導技術と豊富な経緯に基づいた指導と指導員を取りまとめる指導的立場になる者 【受講資格】 中級パラスポーツ指導員資格を持ち、3年以上が経過し、120時間以上の活動実績のある方 |
3.資格をとるには、どうしたらいいのでしょうか?
公認パラスポーツ指導者資格は、大きく分けて、2種類の方法で取得することができます。
1.公認養成講習会を受講する。
2.認定された大学・専門学校に在学し、該当するカリキュラムの単位を取得し、条件を満たす。
6種類の指導者資格に応じて、講習会(カリキュラム)が異なっております。
詳しくはこちら
4.資格を取得した後は、どんな活動があるのでしょうか?
資格を取得し申請手続きを行うと公認指導員として認定されます。その後は居住地(もしくは希望活動地)のスポーツ指導員協議会に所属し、スポーツ活動や大会・イベント補助・講習会への参加など行っていくことになります。
東京都の公認指導者登録数は3,096名(R5.3.31現在)「東京都パラスポーツ指導者協議会」では種目別の指導法講習会や審判養成講習会を実施しています。日々、障害のある方々と触れ合っています。