パラスポーツインタビュー詳細
小山 恭輔さん(パラリンピック水泳競技日本代表)
2008年北京パラリンピックにて50mバタフライ銀メダル、2012年ロンドンパラリンピックにて同じく50mバタフライで銅メダルを獲得しました。東京都多摩障害者スポーツセンターの水泳クラブの「東京ラッコ」に所属し、同センターでも水泳や陸のトレーニングを含めた練習を行っています。
中二の時に、脳梗塞となりました。小さいころから、スイミングに通い水に親しんでいたので、水泳をリハビリに取り入れるようにしました。高校生の時に、日本身体障害者水泳選手権大会が東京辰巳国際水泳場で開催され、同じ片側障害の方の泳ぎを見に行き、その速さに驚きました。
その時に参加していた、「東京ラッコ」の方に一緒に競泳をやろうと声をかけていただき、競技生活が始まりました。
その後、タイムが上がり、全国障害者スポーツ大会埼玉大会に出場、フェスピッククアラルンプール大会で日本代表に選ばれ、パラリンピックに出場しメダルを取ることを目標に、練習に取り組みました。そして、大学生の時に初めて出たパラリンピックで銀メダルをとり、社会人になって仕事をしながらもトレーニング環境を整え、ロンドンでは銅メダルを獲得できました。二大会連続でメダルが取れたことをうれしく思い、コーチをはじめいろいろな方々に感謝しています。
これからも水泳競技に今まで以上に取り組み、次のリオデジャネイロパラリンピックに出てよい成績が取れるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします。