パラスポーツインタビュー詳細
長田 直己さん(東京ブルーサンダース(身体障害者野球) 監督)
競技を始めたきっかけは何ですか。
小学校の頃からスポーツは何でも好きで、負けず嫌いなところもあったので、最初はソフトボールから始め、「当時 まんがの巨人の星」が流行っていたため、その影響ですぐに周りの友達と軟式野球を始めました。野球はずっと続けたかったですが、当時の義足では中学のクラブに入って野球をやる事はできませんでしたが、その後も草野球ができる環境がある所では野球をやっていました。とにかくスポーツは大好きなので何でも挑戦してやって来ました。
普段の練習はどのようにやっていますか。
グランド挨拶に始まり、ランニング、体操、ダッシュ、トスバッティング、ノック、フリーバッティング等、障害に関係なくできる部分を自分たちで考えながら練習に取り組んでいます。コーチやマネージャーにもお手伝いいただき充実した練習ができていると思います。最後はやはりグランド挨拶で終わります。
今後、スポーツをするうえでの抱負を教えてください。
今はチームの監督として、みんなで全国優勝を目指して頑張っていますので、目標を達成できるよう、みんなをまとめレベルアップを図るのが私の仕事だと思っています。
私の場合、このチーム以外に所属しているチームが2つありますので、時間があればそこでも野球をやり沢山の試合を経験する事で少しでもチームに役立つものを身につけようと思っています。
その他、自由にお書きください。
一番の課題は、まだまだ認知度が低いという事です。全国の加盟は36チームで関東では7チームです。障害者野球の認知度を上げて東京での大会が開催できるようになればと思っています。そのためは、関東のチームが少しでも増えるよう努力していきたいと思います。今回のレポートで皆さんの周りにいる人たちに障害者野球が理解される事を期待しています。