大会・イベントレポート詳細
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Sochi 2014 Paralympic Winter Games
〜 特集第7弾 ソチ2014 パラリンピック冬季競技大会 〜
パラリンピック(Paralympic)とは、4年に1度オリンピックと同じ開催都市・競技会場で行われる「もう一つのオリンピック」のことで、夏季競技大会と冬季競技大会が開催されています。 第1回冬季大会は1976年スウェーデンのエンシェルツヴィーク(日本不参加)で開催され、1988年のソウル大会から「パラリンピック」が大会の公式名称になりました。 さらに翌年の1989年に国際パラリンピック委員会(IPC)が設立され、身体障害(聴覚障害を除く)のある選手による世界最高峰の障害者の競技大会へと発展し続けています。
開催情報
大会期間 | 2014年3月7日(金)~16日(日) |
---|---|
開会式 3月7日(金) | |
閉会式 3月16日(日) | |
開催地 | ロシア・ソチ(黒海沿岸地区、クラースナヤ・ポリャーナ山岳地区) |
運営主体 | 国際パラリンピック委員会(IPC) ソチ2014オリンピック・パラリンピック組織委員会 |
実施競技 | アルペンスキー、クロスカントリースキー・バイアスロン、アイススレッジホッケー、車いすカーリング ※全5競技の内、アンダーラインの3競技は、日本選手が出場する予定の競技です。 |
開催規模 | 5競技・72種目 日本代表選手団55名(選手20名、役員35名)※平成26年1月31日現在 |
【冬季競技大会でのメダル獲得数】
日本は、第4回大会(1988年)で初めてメダルを獲得しました。
その後、日本で初めての開催となった第7回(1998年)長野大会ではメダル合計41個を獲得し、ランキングも4位となりました。
前回の2010年のバンクーバーでの大会では、参加国が44カ国中、8位と高順位をキープし、11個のメダルを獲得しています。
年号 | 開催都市 | 金 | 銀 | 銅 | ランキング |
---|---|---|---|---|---|
第1回(1976年) | エンシェルツヴィーク | 日本不参加 | |||
第2回(1980年) | ヤイロ | 0 | 0 | 0 | - |
第3回(1984年) | インスブルック | 0 | 0 | 0 | - |
第4回(1988年) | インスブルック | 0 | 0 | 2 | 14位 |
第5回(1992年) | ティーニュ/アルベールビル | 0 | 0 | 2 | 19位 |
第6回(1994年) | リレハンメル | 0 | 3 | 3 | 18位 |
第7回(1998年) | 長野 | 12 | 16 | 13 | 4位 |
第8回(2002年) | ソルトレーク | 0 | 0 | 3 | 22位 |
第9回(2006年) | トリノ | 2 | 5 | 2 | 8位 |
第10回(2010年) | バンクーバー | 3 | 3 | 5 | 8位 |
出場選手のコメント
ソチ2014パラリンピックに出場する東京都ゆかりの選手から、大会出場に向けてのコメントをいただきましたのでご紹介します。
【アルペンスキー】
主将 森井 大輝(もりい たいき)選手
パラリンピックでの主な成績:2006年 ジャイアントスラローム銀、2010年 ダウンヒル銀・スーパーG銅
ソチ大会は、私自身にとって4回目のパラリンピックとなります。
今回は日本選手団主将と言う大役を仰せつかりましたので、その責任を果たしたうえでまだ手にしていない金メダル獲得を目標にして、開会式翌日のダウンヒルで結果を出し、日本チームの先陣を切って主将としての役割を果たす事が最初の仕事と思っています。
日本からの力強い応援をお願い致します。
【クロスカントリースキー・バイアスロン】
旗手 太田 渉子(おおた しょうこ)選手
パラリンピックでの主な成績:2006年 バイアスロン12.5km銅、2010年 クラシカルスプリント1km銀
日本選手団の旗手を務めさせていただきます。
開会式を立派に務めた後は翌日のレースが待っています。
トリノパラリンピックでは銅メダル・バンクーバーパラリンピックでは銀メダルを獲得出来ましたが、ソチパラリンピックでは金メダル獲得を目標に頑張ってきます。
皆様からの温かいご声援をお願い致します。
ソチ2014パラリンピック冬季競技大会 メダル獲得者一覧
日本は金3個、銀1個、銅2個の計6個のメダルを獲得しました!
■■■は東京都にゆかりのある選手(在住・在勤・在学・出身)
競技名 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | |||
---|---|---|---|---|---|---|
アルペンスキー | 3 |
ダウンヒル男子
狩野 亮
スーパーG男子
狩野 亮
スラローム男子
鈴木 猛史
|
1 |
スーパーG男子
森井 大輝
|
1 |
ダウンヒル男子
鈴木 猛史
|
バイアスロン | 1 |
ショート男子7.5km
久保 恒造
|
||||
合計 | 3 | 1 | 2 |
★日本代表選手団や競技については、下記サイトで紹介されています。ぜひご覧になってみて下さい!
(公財)日本障害者スポーツ協会・パラリンピックSpecial Site(http://www.jsad.or.jp/paralympic/)