大会・イベントレポート詳細
2015年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ロサンゼルス
スペシャルオリンピックスとは
スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人たちの自立や社会参加を目的として、年間を通じてオリンピック種目に準じたスポーツトレーニングと競技会を提供し、オリンピックと同様に4年毎に夏季・冬季の世界大会を開催しています。
夏季競技 :水泳競技・陸上競技・バドミントン等
冬季競技 :アルペンスキー・クロスカントリー・スノーボード・フィギュアスケート等
2015年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ロサンゼルス
2015年7月25日~8月2日にかけて、およそ177の国と地域より、約540,000名が参加予定され、実施競技は25競技で、日本選手団は11競技に参加します。
昨年、全国大会「2014年第6回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・福岡」が開催され、出場した選手団約1500名の中から選考された日本選手団118名(アスリート77名、パートナー6名、コーチ35名)が参加します。
特徴
スペシャルオリンピックスの競技会、大会ではオリジナルのルールがあり、可能な限り同程度の競技能力のアスリートが競い合えるように、性別、年齢、競技能力などによってグループ分け(ディビジョン)を行います。また、順位だけでなく、最後まで競技をやり終えた事に対して、全てのアスリートが表彰台に立ち、それぞれの成果を称える全員表彰があります。
開催情報
開催期間 | 2015年7月25日~8月2日 |
---|---|
開会式 | 7月25日 |
閉会式 | 8月2日 |
開催国・都市 | アメリカ合衆国 ロサンゼルス |
参加者 |
177か国・地域より540,000名(予定) アスリート 7,000名、コーチ・役員 3,000名、競技役員・ボランティア 30,000名、観客 500,000名 |
夏季大会種目と日本選手団参加人数 118名/11競技に参加
アスリート 77名 パートナー 6名 コーチ、役員 35名
競技種目 | 日本選手団参加人数 | 競技種目 | 日本選手団参加人数 |
---|---|---|---|
水泳 | 10名 | 柔道 | ― |
陸上競技 | 10名 | カヤック | ― |
バドミントン | 6名 | オープンウオータースイミング | ― |
バスケットボール (男子、女子、ユニファイドスポーツ®*) |
38名 | パワーリフティング | ― |
ビーチバレー | ― | ローラースケート | ― |
ボッチャ | ― | 体操競技 | 6名 |
ボウリング | 6名 | セーリング | ― |
自転車競技 | ― | 卓球 | 4名 |
馬術 | ― | ハンドボール | ― |
サッカー | 10名 | テニス | 6名 |
ゴルフ | 3名 | トライアスロン | ― |
バレーボール | 15名 | ソフトボール | ― |
ハーフマラソン | ― |
*ユニファイドスポーツ®は、知的障害のあるアスリートと、知的障害のないパートナーがチームを組みプレーする競技種目で、日本選手団はバスケットボール、ボウリング、ゴルフのユニファイドスポーツ®に参加します。
スペシャルオリンピックス世界大会一覧(過去10年)
2005年 | 第8回冬季世界大会 | 日本/長野県 | 参加:約84の国と地域 | 日本選手団150名 |
2007年 | 第12回夏季世界大会 | 中国/上海 | 参加:約164か国 | 日本選手団120名 |
2009年 | 第9回冬季世界大会 | アメリカ/アイダホ | 参加:95か国 | 日本選手団87名 |
2011年 | 第13回夏季世界大会 | ギリシャ/アテネ | 参加:170か国 | 日本選手団75名 |
2013年 | 第10回冬季世界大会 | 韓国/平昌・江陵 | 参加:111の国と地域 | 日本選手団84名 |
2015年 | 第14回夏季世界大会 | アメリカ/ロサンゼルス | 参加:177か国 | 日本選手団118名(予定) |
2017年 | 第11回冬季世界大会 | オーストリア/シュラートミング (開催予定) |
※写真は2011年アテネ大会のものです。
「写真提供:スペシャルオリンピックス日本」