大会・イベントレポート詳細
2017年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・オーストリア
スペシャルオリンピックスとは
スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。
(『スペシャルオリンピックス日本HP』より)
2017年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・オーストリア
2017年3月18日から3月25日までの8日間、スペシャルオリンピックス冬季世界大会がオーストリアで開催されました。この大会には107か国から約2,700名のアスリートが参加し、スペシャルオリンピックス日本からは、2016年2月に新潟県で開催の「2016年第6回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・新潟」において選考されたアスリート54名を含む日本選手団81名が参加し、世界中のアスリートと熱戦を繰り広げました。なお、この大会は3,000名以上のボランティアに支えられて開催されました。
競技 | 参加選手人数 |
---|---|
アルペンスキー | 13名 |
クロスカントリースキー | 4名 |
フロアホッケー | 16名 |
フィギュアスケート | 4名 |
スノーボード | 5名 |
ショートトラックスピードスケート | 4名 |
スノーシューイング | 8名 |
合計 54名 |
■スポーツプログラム(実施競技)について http://www.son.or.jp/activity/program.html
特徴
スペシャルオリンピックスの競技会、大会では、可能な限り同程度の競技能力のアスリートが競い合えるように、性別、年齢、競技能力などによってグループ分け(ディビジョニング)を行います。
また、順位だけでなく、最後まで競技をやり終えた事に対して、全てのアスリートが表彰台に立ち、それぞれの成果を称える全員表彰があります。
スペシャルオリンピックス活動の特徴について http://www.son.or.jp/about/feature.html
(写真提供:スペシャルオリンピックス日本)
最近のスペシャルオリンピックス世界大会
■冬季大会(競技:アルペンスキー、クロスカントリースキー、フィギュアスケート、フロアホッケー等)
開催年 | 大会名 | 開催国/開催都市 | 参加国/地域 | 日本選手団 |
---|---|---|---|---|
2005年 | 第8回冬季世界大会 | 日本/長野県 | 84 | 150名 |
2009年 | 第9回冬季世界大会 | アメリカ/アイダホ | 95 | 87名 |
2013年 | 第10回冬季世界大会 | 韓国/平昌・江陵 | 111 | 84名 |
2017年 | 第11回冬季世界大会 | オーストリア/グラーツ他 | 107 | 81名 |
■夏季大会(競技:水泳競技、陸上競技、体操競技、バドミントン、バスケットボール、ボッチャ等)
開催年 | 大会名 | 開催国/開催都市 | 参加国/地域 | 日本選手団 |
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2007年 | 第12回夏季世界大会 | 中国/上海 | 164 | 120名 |
2011年 | 第13回夏季世界大会 | ギリシャ/アテネ | 170 | 75名 |
2015年 | 第14回夏季世界大会 | アメリカ/ロサンゼルス | 164 | 118名 |
(2019年 第15回夏季世界大会 アラブ首長国連邦/アブダビ 予定)