スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。

（『スペシャルオリンピックス日本HP』より）

　スペシャルオリンピックスの競技会、大会では、可能な限り同程度の競技能力のアスリートが競い合えるように、性別、年齢、競技能力などによってクラス分け（ディビジョニング）を行います。

　また、表彰台の上では、全てのアスリートに、メダルやリボンがかけられ全員が表彰されます。順位だけでなく、競技場に立ち最後まで競技をやり終えた事に対して、一人一人にかわらぬ拍手が贈られます。

　2023年6月17日から6月25日までの9日間、スペシャルオリンピックス夏季世界大会がベルリンで開催されました。この大会には176の国と地域から約6,500名のアスリートが参加しました。スペシャルオリンピックス日本からは、日本選手団73名が参加し、世界中のアスリートと熱戦を繰り広げました。なお、この大会は18,000名以上のボランティアに支えられて開催されました。

ユニファイドスポーツⓇは、知的障害のある人（アスリート）と知的障害のない人（パートナー）がチームメイトとなり、一緒にスポーツをする、スペシャルオリンピックス（SO）独自の取り組みです。